【うつ病で障害厚生年金2級】5年分の遡及請求も認められた事例
相談者
性別:男性
年齢:50代
職業:公務員(退職済)
傷病名:うつ病
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金2級
年間受給額:共済年金 約72万円+基礎年金 831,700円(合計約155万円)
相談時の状況
相談者は長年、公務員として従事していましたが、2015年頃から不眠や感情の不安定さといったうつ病の症状が現れ、精神的に不安定な状態が続くようになりました。当初はA病院を受診しながら勤務を継続していましたが、症状の悪化に伴い、度重なる休職や業務の配置転換となりました。仕事中は注意力の低下や孤立などにより業務に支障が出ており、医師からも「安静を要する状態」と診断されていました。
その後、転院先であるB病院では、患者の話を丁寧に聞いてくれる医師と出会い、継続して治療を受けていました。通院は月1回ペースで継続できていたものの、服薬管理が難しく、オーバードーズの経験もありました。精神的な不安定さや対人恐怖が強く、最終的には退職を決断されました。生活状況にも大きな支障があり、入浴や食事、金銭管理に困難を抱えており、日常的に引きこもりがちで社会的なつながりも断たれた状態でした。
相談から請求までのサポート
初回の相談時には、すでに長期間にわたりうつ病に苦しんでおられました。現症の診断書を作成する医師は協力的でしたが、障害認定日に該当する医療機関の医師に診断書を依頼することについては、相談者自身が躊躇されていました。最終的にはご本人が努力し、直接依頼に赴いたことで、無事に必要な書類を揃えることができました。
申請に際しては、全面的にサポートいたしました。(診断書の記載依頼や内容の確認・修正を丁寧に行い、病歴・就労状況等申立書の作成等申請業務全般)。特に生活の困難さを反映するため、1時間半にわたる面談を実施。日常生活上の支障や精神状態を詳しくヒアリングし、その内容を医師へのレターにも同封して診断書作成時の参考資料として活用していただきました。
また、受給決定までの期間中も、依頼者様の不安や相談に繰り返し対応しながら、信頼関係を築いた上で一緒に結果を待ちました。
結果
申請の結果、うつ病による障害厚生年金2級が認定され、さらに障害認定日から5年間の遡及支給も認められました。これにより、年間約155万円の年金受給が実現し、過去の未支給分についても大きな支援となりました。
相談者様からは「長年抱えていた不安から少し解放された」「丁寧なサポートに感謝している」とのお言葉をいただきました。今後は経済的な支えを得たことで、治療により専念できる環境が整い、少しずつでも回復に向けた一歩を踏み出せるよう支援を継続してまいります。
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