うつ病で障害厚生年金1級に額改定、年間約166万円の受給に成功したケース
相談者
性別:男性
年齢層:30代前半(32歳)
職業:不明(現在は就労困難)
傷病名:うつ病
決定した年金の種類と等級:障害厚生年金1級(更新により2級から額改定)
年間受給額:約1,663,170円
相談時の状況
相談者は令和2年7月にうつ病を発症し、初診を受けて以降、長期にわたる療養生活を続けていました。初回の障害年金申請は別の社労士事務所に依頼しており、障害厚生年金2級の受給が認定されていました。今回、初めての更新時期を迎えるにあたり、当事務所へご相談がありました。
日常生活においては身の回りのことも困難な日が多く、外出もままならないなど、症状の重さが継続している状況でした。更新に際しては、このまま現状維持で障害厚生年金2級の受給持続をお願いしたいということでした。
相談から請求までのサポート
まず、前回申請時に関与していた社労士事務所から必要な資料を取り寄せ、過去の申請内容との整合性や初診日の確認を行いました。そのうえで、更新にあたって提出する診断書について、相談者から現在の状況を詳細にヒアリングし、医師に依頼するための「現状説明資料」を丁寧に作成しました。
医師にはこの資料を添付して診断書の記載を依頼したところ、相談者の深刻な症状が適切に反映された内容の診断書が作成されました。その診断書を確認したうえで、等級の見直しが見込めると判断し、相談者に対し更新と同時に額改定請求も行うことを提案しました。
申請に際しては、「日常生活能力の判定」と「程度」欄の整合性、病歴・就労状況等申立書の記載内容、前回申請との比較資料など、障害年金等級ガイドラインに則って丁寧に書類を作成・提出しました。
結果
申請の結果、障害厚生年金は2級から1級への等級変更(額改定)が認定され、年間受給額は約1,663,170円へと増額されました。相談者は現在も重度のうつ病により外出が困難で、生活全般において他者の援助を必要とする状況が続いていますが、経済的な安心感が得られたことにより、治療への意欲を維持できるようになったと話されています。
「自分一人ではとてもここまでできなかった。細かくサポートしてもらえて本当に助かった」と、感謝の言葉をいただいております。
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著者

- 社会保険労務士
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はじめまして。「東京新宿・渋谷障害年金プラザ」を運営する横堀健社会保険労務士事務所の横堀健です。
障害年金は、身体障害だけでなく、知的障害や精神疾患、ガン、脳血管疾患、心疾患、糖尿病などにより生活や仕事に支障がある方を対象とした公的年金制度です。しかし、認知度が低く、受給資格があるのに請求していない方が多くいらっしゃいます。さらに、手続きが複雑なため、途中で諦めてしまう方も少なくありません。
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